2021-04-28 第204回国会 衆議院 外務委員会 第11号
というのは、これは、バルカン半島もそうなんですけれども、朝鮮半島、スカンジナビア半島、アラビア半島、半島と名のつくところって、目の前に海があって、後ろ側には大国があるんですよ。そういうところが外交をするのって、すごい、多分、その国に生まれ育って歴史を分かっていないと、私みたいな外から見た人間がこういう国だというふうに判断はできないと思うんですね。
というのは、これは、バルカン半島もそうなんですけれども、朝鮮半島、スカンジナビア半島、アラビア半島、半島と名のつくところって、目の前に海があって、後ろ側には大国があるんですよ。そういうところが外交をするのって、すごい、多分、その国に生まれ育って歴史を分かっていないと、私みたいな外から見た人間がこういう国だというふうに判断はできないと思うんですね。
さらに、アラビア半島の南西端にイエメンという国がございますけれども、ここも内戦をしておりまして、その一方をサウジとUAE、アラブ首長国連邦が支援をしておりまして、そこと争っておりますフーシ派の背後にはどうもイランがいるんではないかということで、ここも対立がございます。
そして、地政学の話をより進めてまいりますと、ちょうど我々はホルムズ海峡の安全航行がどうだということで大いに頭を悩ませるわけでありますけれども、実はここ数年来、アラビア半島の反対側、すなわちペルシャ湾ではなくレッドシー、紅海の方に至るこの地域における不安定が非常に見られております。
警察活動、この警察活動が、自衛隊の合憲性、こうした軍事作戦の面から警察活動をいかに切り離してということ、お話をちょっとさせていただきましたけれども、例えば、これまで、非国家テロ集団の海上移動を取り締まる海上阻止活動、MIOの一環として、二〇〇一年、これは日本も、同時多発テロ後、多国籍小艦隊、タスクフォース150、CTF150というやつです、が編成されて、ホルムズ海峡周辺、紅海からオマーン湾にかけてのアラビア半島
これは、昨年の十一月にAPECで習近平国家主席が提案をされたもので、いわゆる一帯というのは陸路のシルクロード、中国の西部から中央アジアを経由してヨーロッパにつながる経済ベルト、そして、一路の方は海のシルクロードで、中国の沿岸部から東南アジア、インド、アラビア半島、そしてアフリカの東海岸を結ぶ、この二つの大きな地域について、交通インフラ、貿易促進、そこに資金を提供していこうというふうな考え方であります
アラビア半島の南端のイエメンの武装組織フーシ派に対しまして、現地時間の二十六日に、サウジアラビアなど十カ国が空爆に踏み切りました。 この背景というのはいろいろ報道されているんですが、もともとは、このフーシ派というのはイエメン北部を拠点とする武装組織でございましたけれども、昨年九月に首都サヌアに進攻して、ことし二月に政権掌握を一方的に宣言いたしました。
○佐藤(茂)委員 事態の鎮静化を期待するということなんですが、もう一方で、このイエメンというのは、さらになかなか難しい勢力として、イスラム過激派アラビア半島のアルカイダが勢力を伸ばしております。これは、一月にパリで起きたフランスの週刊紙会社の銃撃事件で犯行声明を出している、そういう勢力であります。
○岸田国務大臣 御指摘のように、イエメンは、アラビア半島のアルカイダ等によるテロの脅威に直面しています。この安定は日本及び国際社会の利益だと考えています。我が国としましても、この事態が鎮静化することを期待するわけですが、しっかりと、我が国としての責任を果たし、貢献をしていかなければならないと思います。
具体的に、例えば機雷の掃海という観点でありますけれども、よくホルムズ海峡の話が出てきますが、今、中東のアラビア半島の西の端っこ、紅海に面しているイエメンが、ほとんど国家として崩壊の中にあります。イランのシーア派系のホーシーという派が大統領官邸を占拠したりしているということであります。イランの影響があると言われている。ホルムズもそうですけれども、今度は紅海なんですね。
(資料提示)ISILだけではなく、中東・アフリカ地域を中心として、アラビア半島のアルカイダやアルシャバーブなど多くの過激派が活動しています。 次に、資料二、これは外務省が発表している中東地域の渡航注意情報です。シリア、イエメン、イラクのほとんどが真っ赤っか、一番危険な退避勧告地域です。 資料三をお願いします。これら危険地域を含む中東・アフリカの我が国駐在武官の配置一覧です。
一方で、NASAが衛星写真でPM二・五の汚染状況を撮ったのを見ましたけれども、アフリカ、アラビア半島、インド、中国、この辺が特に濃度が高い。西ヨーロッパ、東ヨーロッパ、この辺がその次ぐらいに高い。そして、アメリカ東部、日本がその次の中程度。こういう写真が発表されておりますけれども、いずれにしろ、世界規模でPM二・五汚染が広がっているということは間違いございません。
昨年九月からアラビア半島諸国を中心に発生が報告をされております、今委員からお尋ねがございました新種のコロナウイルス感染症であります中東呼吸器症候群、いわゆるMERSでございますが、本時点で、委員の方から今四十九名と、こう言われましたんですが、私ども確認している数字が、感染者数五十名、うち死亡者数が二十七名と過半になるわけであります、報告されております。
この国は、実は、アラビア半島のアルカイダというものが存在しますし、さらに言うと、治安面では、南部の分離主義、あと、北部においては、恐らくイランの支援も受けたスンニ派の一派であるホーシー派の反乱ということで、治安面で多くの難しい問題を抱えている国でございます。
さらに、シリア、イエメンの反政府活動家との関係については、国によって違いはあると思いますけれども、イエメンについては、アラビア半島のアルカイダはかなり独自的に動いている。力もあるし、そういう活動を示していると考えています。
バハレーンが厄介な点は、三割と言われる少数派のスンニ派の王制、しかも外来王制でございますけれども、元々はアラビア半島からやってきた王族の支配というような外来王制に対して、人口の七割を占めるシーア派の住民が長年政治参加を求めて反発を強めてきたというような宗派対立の側面を持っております。
先週、アラビア半島のアルカイダという組織が、ソマリア沖に派遣されている各国軍隊への攻撃を呼びかける声明を発表しました。アメリカ政府内ではソマリアのイスラム系過激派組織の訓練キャンプに対する軍事攻撃を議論している、このように報じられています。 総理に聞きますが、一たん自衛隊を出せば、海賊対策から新たな紛争に発展しかねない、そうではありませんか。
それから、今も幾つかの国の名前が出ましたけれども、アデン湾というのは、アフリカ側にはソマリアそしてジブチ、アラビア半島側がイエメンそしてオマーン、こういう地理関係にあるわけでございます。周辺国の取り締まり能力ということも、これも一緒になってやっていかないといけないわけでございますけれども、そういった能力については、残念ながら、多くが期待できていないというのが現状でございます。
○徳永久志君 ただ、せんだっても白先生が委員会でパネルとして地図を示されましたけれども、給油をしている場所、オマーン湾、北アラビア海、アデン湾などでありまして、特にソマリアとアラビア半島に挟まれたアデン湾というのは海賊事件が急増している地域なんですね。 この点を見ても、やっぱり海賊取締りを主な任務とする艦船に日本は給油しているんだと、こう取られても仕方ないんじゃないですかね。大臣、いかがですか。
○古本委員 それでは、日本の港を出ていくときに積み込む油はどこから買って、そして、遠くインド洋の向こうのアラビア半島の手前あたりで展開しているわけでありますから、それはどこから買っているんでしょうか。
インド洋の北部地区、それからアラビア半島沿岸沿いに沿って、アフガニスタン、下、イラン地区の方に至っている大まかな白い線で囲まれた地域が先生にお示しをしました我が方がOEF—MIOを行っている作戦海域でございます。
自分たちがよく知っているこのアラビア湾のテロリストとかそういうものに、NATOと協力して、NATOの一部として、アラビア半島が、あるいはアフリカの角であったりアフリカの沿岸であったり、そういうところが不安定化しないように、パキスタンとそういうところとがくっつかないようにやっているんですね。
そして、八〇年代には、八年に及ぶイラン・イラク戦争の際には、ホメイニ革命の影響を恐れるアラビア半島のGCC諸国、湾岸協力機構の六か国とアメリカがともにイラクを助けたと、軍事的に支援したということであります。
だから、かなりいろんな形で中国はこのアラビア半島に出てきているんです。それから、イランについてはもちろん言うまでもありません。アザデガンの例の油田に対して大変な関心を持っておるのは御承知のとおりだと思います。 そういうことで、私は、中国が今後どんどんここへ出てきた場合のことも考えた場合に、正にこういった枠組みは早く日本がイニシアチブを取って作る必要があるんじゃないかというふうに思います。
アラビア半島に生まれたイスラムが砂漠や海を越えて東南アジアまで広がり、交易範囲というのはもう北アフリカからインド洋、南シナ海まで及んだことを勉強させていただきました。
ところが、こちらも人口増の中、財政難ということで十分な海水淡水化プラントができていないということになっておりまして、現在では首都のリヤドあるいは西部にあります商業都市ジェッダで夏になりますと断水が起きたり、あるいは給水の制限が起きたりというようなことで、アラビア半島方面におきましても水問題というのが近年大きな社会・政治問題化しているところでございます。